ドラフト会議の前日スカウト会議に臨む(後方左から)阪神の嶌村球団本部長、岡田監督,、百北球団社長ら (撮影・福島範和) 第2の湯浅、石井を発掘する! 阪神がドラフトの候補として、独立リーグに所属する剛腕もリストアップしていることが25日、分かった。最速159キロの剛速球を誇る四国アイランドリーグplus・徳島の椎葉剛投手(21)らで、独立リーグ出身者の成功実績がある虎だけに、〝原石〟を見極めていく。
可能性を秘めた好素材は、独立リーグにもいる。阪神が候補としてリストアップしている選手の中でも注目は、四国IL・徳島の椎葉だ。
身長182センチ。最速159キロの剛速球を誇る右腕は島原中央高(長崎)から社会人のミキハウスを経て、今季加入した徳島で一気にブレーク。力強い速球に加え、スライダー、カーブ、フォークも武器に、今季は主に救援でリーグ戦22試合に登板。3勝1セーブ、防御率2・31を残したが、特筆すべきは39イニングで奪った51もの三振。奪三振率は11・77だ。
また今季は故障に苦しんだものの、昨季セ・リーグの最優秀中継ぎに輝いた湯浅(2019年D6位)の出身チーム、日本海リーグ・富山にも2人の速球派右腕がいる。
最速159キロの大谷輝龍投手(23)、同156キロの松原快投手(24)で、7月23日の阪神2軍との練習試合(鳴尾浜)ではそろって登板。大谷は1回2失点(松原は2回無失点)だったが、当時の自己最速156キロを出し「アピールもしたかったし、ギアも入りました。160キロを目指したい」と意気込んでいた。阪神にとって今ドラフトでは救援タイプの速球派がポイントのひとつだけに、独立リーグは〝宝の山〟といえる。
阪神では湯浅だけでなく、今季19ホールドで優勝に貢献した石井も、21年ドラフト8位で高知から入団。下位指名からの〝成り上がり〟を果たした。伸びしろもハングリー精神もたっぷりの独立リーガーにも、注目だ。