打撃練習を行う中野。最多安打に輝いた打棒を頂上決戦でも見せる(撮影・松永渉平) 先制の虎へ-。阪神・中野拓夢内野手(27)が23日、甲子園で全体練習に参加。28日開幕の日本シリーズに向け、「先制点にこだわる」と意気込んだ。クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージでは11打数1安打と不振。セ・リーグ最多安打のタイトルを戴冠した最強2番打者が輝きを取り戻し、オリックスに強烈な先制パンチをお見舞いする。
逆転の虎は強い。でも、先手を奪い、逃げ切る虎は最強だ。日本一の頂へ、鍵は先制点-。中野が白熱の関西ダービーを見据えた。
「短期決戦は先にいく方が有利になっていく。CSファイナルではなかなか先制点を取ることはできなかった。先制点を取ればチーム全体も『いけるぞ』という雰囲気になる。先制点は本当に大事かなと思っています」
広島と戦ったCSファイナルステージ。チームは3試合すべてで先制点を奪われるも、逆転で勝利をもぎ取った。もちろん、「そういう戦い方ができたというのはチームとしても大きかった」と手応えもある。
ただ、今季セ・リーグをぶっちぎりで制した阪神の戦い方は先行逃げ切り型が基本。先制した試合は62勝17敗3分と勝率・785を誇る。だからこそ、「先制点を取って逃げ切るという形が一番いい」と自信あるスタイルは変わらない。