テレビを見ていたら、非常に興味深い阪神のマイナスデータを紹介していた。
2008年。阪神は8月28日時点で2位巨人を7ゲームを引き離して独走中。巨人とは残り7試合を残していた。
さて、どうなったか? 阪神は巨人に7戦全敗で、まさかのV逸。大逆転優勝を許してしまった。
15年後のことし。阪神は8月28日時点で2位広島を7ゲーム引き離して独走中。あの年と全く一緒だ。広島とは残り7試合を残している。この数字も、あの年と一緒。
どうです、心配になってきました? もし、広島に残り7戦全敗したら、あの悪夢が再び現実になるかも、という不吉極まりないデータでした。
勝負の世界は何が起こるか分からない。広島は実にしぶとく、首位・阪神との差をギリギリの線で保っている。不気味といえば、不気味。が、15年前の巨人は巨大戦力だった。順位が下にいるのが不思議なぐらいに。
比べて、ことしの広島は「この戦力でよく頑張っているなぁ」との印象。戦力でいえば、DeNAのほうがはるかに上なのに。追う広島に底力を感じないため、ことしは阪神が逃げきるだろう。よく尋ねられるので、そう答えている。素人予測だが。
優勝に関して、無責任に答えているが、次の質問には返事に窮している。
MVP(最優秀選手)は誰?
誰なんだろうか。無責任に答えようとしても、答えはなかなか見つからない。
2リーグ分立後、優勝チーム以外からMVPが選ばれたのは10例(セ・リーグ3人、パ・リーグ7人)。球史に残る成績や、目を見張る新記録を達成した選手ばかりだ。王貞治、野村克也、落合博満、野茂英雄、バレンティン…。
ことしの個人成績を見たら、三冠王はいないし、一選手のタイトル独占も考えにくい。村上(ヤクルト)がことし三冠王を達成していたら、最有力候補だっただろう。でも、いまの成績ではダメ。
となると、慣例に従い、優勝チームから選ぶしかない。阪神が優勝したら、阪神から選ばざるを得ない。優勝したとして、一番ふさわしい選手は誰なんだろうか。
大竹? 伊藤将? 岩崎? 村上? 大山? 木浪? 近本?
矢継ぎ早に名前を並べて、尋ねてくるヤツが最近、急増中だ。