「まだまだ強くなる」ための〝岡田丸〟の羅針盤は「球団大改革」を指してます。阪神は夏の長期ロードを18勝5敗で終え、115試合消化時点で69勝42敗4分けの貯金27で18年ぶりリーグ優勝へのVマジックは「21」。15年ぶりに阪神監督に復帰した岡田彰布監督(65)は「まだまだ強くなると思うよ。みんながもっといい選手になると思う」と話し、チームの成長に手応えを感じ、さらなる「強いタイガース」づくりへの自信を示しました。一方でチームとしての大きな課題は外国人選手の補強策などで結果を出せていない球団本部の強化です。若手選手育成にメドが立ちつつある今こそ、球団としての弱点を埋める潮目が来ていると思いますね。
■長期ロード「お~ん。出来過ぎやろ」
夏の長期ロードは18勝5敗です。毎年のように、この時期になるとタレてくるタイガースが見違える? ような戦いを見せてきました。特に苦手とされてきたハマスタのDeNA戦に5勝1敗。東京ドームの巨人戦にも5勝1敗…と敵地で縦シマの選手たちが躍動しました。高校球児に本拠地・甲子園球場を明け渡して戦う真夏の日々は、いつもなら重苦しい空気になるのですが、今年は全く違う。
岡田監督も「まあ、そら『どうでしたか?』と言われたら、良かったやろ。当然、お~ん。そら数字的には出来過ぎやろ!」と話しました。シーズン序盤には「勝負は9月」と話していた指揮官とすれば、真夏の快進撃は智将をもってしても意外だったのかもしれません。
チームが勝ち星を積み重ねた要因について問われた指揮官は「先発がちゃんとイニングをなぁ、6回ぐらいまでは、もうみんなな、そういう役割を果たす。打つ方も、どっかの打順じゃなしになぁ、どっからでも点が取れたからなぁ…」と言い、投打ともに選手個々が自分の役割を果たし切れたことを挙げていました。