五回の本塁打に喜ぶ近藤(背番号8)と大谷。元日本ハムコンビが躍動した(撮影・中井誠) 「カーネクスト 2023ワールド・ベースボール・クラシック東京プール」は10日、東京ドームで1次リーグB組の2試合が行われ、日本は韓国に13-4で逆転勝ちし2連勝。11日にチェコと対戦し、結果次第で1次リーグ突破が決まる。
「つなぎの2番」が本領発揮だ。2試合連続で「2番・右翼」で先発した近藤健介外野手(29)=ソフトバンク=が、1―3の三回無死一、三塁で中越えの適時二塁打を放ち、その後の逆転を呼び込んだ。
「良い流れでヌートバー選手もつないでくれたので、犠飛のつもりでいった結果がタイムリーという最高の結果になった」
鈴木の左脇腹負傷による辞退で、外野のレギュラーに昇格。ベンチには鈴木が着るはずだった背番号51のユニホームが飾られ、思いを引き継ぐ。本職ではない右翼を守るが、この日は重要な場面で手痛いミスを犯した。三回2死二塁で右前の打球を処理し、バックホーム。しかし、捕手の頭を大きく越える悪送球となり、ピンチを広げていた。
それでも直後の攻撃で回ってきたチャンスでタイムリー。五回先頭で迎えた第3打席ではチェンジアップを捉えて右翼席へ一発を放ってチームをさらに勢いづけた。
選球眼に優れ、大谷の前を打つ「つなぎの2番」として高い出塁率をマーク。「大谷は世界一の選手だが、おんぶにだっこにならないように」と誓い、日本ハム時代の後輩に最高のお膳立てを繰り返す。六回は四球を選んで好機を拡大し、大谷のタイムリーをアシスト。七回にも四球で出塁し、4出塁と大車輪の活躍。長打も量産し、選球眼の良い2番打者が侍打線を活性化する。(織原祥平)
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