定位置を奪い取る。育成から再出発を切る巨人・梶谷隆幸外野手(34)が21日、自主トレを行う川崎市のジャイアンツ球場で今季に懸ける覚悟を示した。
「積み上げてきたものは、正直どうでもいいと思っている。まずはレギュラーを取らないといけない。そのために結果を出すしかない」
2020年12月にフリーエージェント(FA)権を行使してDeNAから4年契約で移籍。入団1年目の21年から故障に苦しみ、昨季は5月に左膝内側半月板縫合手術を受けるなど1軍出場なし。オフに育成契約を結び、現状維持の年俸2億円で更改した。
今季が4年契約3年目。「とっていただいたチームに申し訳ない思いが強い」と復活に向け、一人黙々とバットを振り込む。この日は術後初の外野ノックを受けた。「万全ではないが、だいぶよくなってきた」と春季キャンプは2軍スタートだが、3月の実戦復帰を目指す。
「もう一回アピールしないといけない」と梶谷。プライドを捨て、再び輝きを取り戻す。(樋口航)