九回、サヨナラ打を放った中川圭(中央)はナインに抱きかかえられながら喜びをかみしめた(撮影・安部光翁) (パ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第4戦、オリックス3×-2ソフトバンク、オリックス4勝1敗、15日、京セラ)オリックスがクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第4戦でソフトバンクに3―2でサヨナラ勝ちし、2年連続14度目(阪急時代を含む)の日本シリーズ出場を決めた。リーグ優勝による1勝のアドバンテージを含めて対戦成績4勝1敗で突破した。セのCSファイナルステージを14日に制したヤクルトとは日本シリーズで2年連続4度目の顔合わせとなる。シリーズは神宮球場で22日に開幕する。
クラッカーを放つ吉田正らオリックスナイン。今度こそ、日本一だまな弟子の中川圭が放った打球が、三遊間を破る。劇的勝利の瞬間、中嶋監督は両手を天に突き上げた。手荒い祝福を受け、ずぶぬれになったヒーローを力強く抱きしめる。ついにつかんだ日本一への挑戦権。必ず、ヤクルトにリベンジする。昨年よりたくましくなった教え子たちの手で指揮官は5度、宙を舞った。
「本当にうれしいです。いや~あの、優勝インタビューの時にいっぱい応援してくださいと言いましたので、こんだけ入ってくれてありがとうございます。(ヤクルトは)去年しっかり負けましたので、今年なんとか、やり返したいと思います」
スタンドには今季最多の3万3717人が詰めかけた。満員御礼の本拠地で、小田の〝サヨナラ同点バスター〟でCS突破を決めた昨年同様、劇的な幕切れだった。2─2の九回に2死二、三塁と好機を作り、最後に決めたのは中川圭だった。