優勝し記念写真におさまる楽天ナイン=ひなたサンマリンスタジアム宮崎(©NPB/BBM2022) (ファーム日本選手権、阪神2-8楽天、8日、サンマリン宮崎)イースタン・リーグ覇者の楽天がウエスタン・リーグ優勝の阪神に8-2で快勝。2年ぶり2度目の優勝を果たした。0-1の三回に逆転の左前2点打を放つなど、3安打2打点と活躍した渡辺佳明内野手(25)が最優秀選手(MVP)に選ばれた。
1軍でのレギュラー奪取へ、〝爪痕〟を残した。0-1の三回無死満塁。渡辺佳が阪神先発の左腕、桐敷が投じたスライダーを左前へ運んだ。
「チームが勝つことを目標にやってきたので、その中で打てたということは良かった」
逆転の2点打に声を弾ませた。五、九回の打席ではともに中前打。3安打2打点の活躍で2年ぶり2度目のファーム日本一に貢献し、「その後もいい形で中前に2本打てたので良かった」と胸を張った。
神奈川・横浜高元監督の渡辺元智氏(77)の孫として注目され、明大から入団して4年目。今季は1軍で60試合に出場し、打率・242、1本塁打、17打点に終わった。それでもシーズン最後の3試合はスタメンに名を連ね「今までにない自分の間で打てている」と3試合連続安打で締めくくった。
1軍内野手陣は浅村、鈴木大ら実績十分の選手がそろう。「すごいメンバーですけど、レギュラーに食い込めるようにやっていきたい」と渡辺佳。勝負の5年目に弾みをつけた。(加藤次郎)