中日・平田良介外野手(34)が4日、名古屋市内の球団事務所で戦力外通告を受け、その後に会見に臨んだ。
「引退をするか、自由契約なのか。来季の構想には入っていないと言われ、自由契約を選択させていただきました」
2006年に大阪桐蔭高から高校生ドラフト1巡目で中日に入団。2011年から6年連続で2桁本塁打を放つなど持ち前のパンチ力を発揮してきたが、近年は出場機会が減少。昨季中には「異形狭心症」の発症も公表していた。
引退も覚悟して臨んだプロ17年目の今季は若手に出番が与えられることもあり、出場は代打が中心で、51試合に出場して打率・200(75打数15安打)、1本塁打、10打点だった。9月中旬に来季の構想外であることが伝えられたが、「体自体も動いていますし、いま辞める時ではないな、という思いでした」。引退セレモニーの実施も打診されたが、盛大な形ではできないとの説明があり「自分の17年間の野球人生の最後としては違うのかなと感じた。それが最後の理由にはなったかなと思うんですけど、まだ現役でやりたい理由のひと押しになったかなと思う」とも明かした。
ファンへの思いを問われると、思わず涙。「まだまだ応援していただいているんだなと思った。今年一年、うれしかったことというのはファンのみなさんにあれだけ大きな声援をいただけたことに限ると思います。今年の声援と、入団当初に自分がスタメンを張ったときのあの大きな声援は一生忘れることはないですし、引退をすればあの声援をもらうことは一生ない。現役を続けていればまたあのような声援をもらえる。また頑張りたい」と決意を口にした。
現役続行について現時点ではNPB一本で考えており、トライアウトを受ける予定はなし。年内を一つの区切りとし、ナゴヤ球場などでトレーニングを継続しながら、オファーを待つ。