あと1人でノーヒットノーランを逃したオリックス・椋木。それでも堂々の2勝目だ (パ・リーグ、オリックス2-0日本ハム、15回戦、オリックス10勝5敗、20日、京セラ) プロ2度目の先発マウンドで、オリックスのドラフト1位・椋木蓮投手(22)=東北福祉大=が衝撃の投球。快挙をあと1人で逃したものの、8回⅔を1安打11奪三振無失点で、2勝目だ。自慢の直球と切れ味抜群の変化球を武器に日本ハム打線を手玉に取り、九回2死まで3四球でノーヒットに抑えていたが、代打の佐藤に中前に運ばれ、悔しい交代となった。
「みなさんの期待に応えようと思ったんですが、最後に一番ダメな球がいきました。三振をとろうという欲が出て、ダメでした(笑)。最後は体力もなくて、まだまだという感じでした。いい経験が非常にできたなと思います」
登板前には「どの打者を、とかは特に意識せず、1イニングずつ、一人一人抑えていけるようにしたい」と1イニングずつの意識を語った。その言葉通り、丁寧に、かつ大胆に攻めた。一回、先頭の今川をフォークで空振り三振に斬り、中島は一ゴロ。続く近藤は内角150キロ直球で見逃し三振に仕留めた。
圧巻は二回。野村、清宮、ヌニエスをいずれも空振り三振。三回の先頭、木村も空振り三振に斬り、一回の近藤から5者連続三振だ。
プロ初登板初先発となった7日の西武戦(京セラ)では、6回を無失点でプロ初勝利をマーク。球団では2018年の田嶋以来となるプロ初登板初先発で初白星をゲットした。
そんなルーキーの奮闘に打線も応え、三回1死一塁から吉田正が右中間へ先制の10号2ランを放った。プロ1年目の2016年から7年連続2桁本塁打をマーク。自身が持つ球団記録を更新する一撃で椋木を援護した。
右腕も力強い投球を続け、快挙目前まで迫る好投を披露。球団の新人がデビュー戦から2戦連続で先発として勝利を挙げるのは、初となった。