3回、逆転2ランを放ったDeNA・佐野恵太=バンテリンドームナゴヤ(撮影・甘利慈) (セ・リーグ、中日1-2DeNA、11回戦、DeNA9勝1分、18日、バンテリンドーム)DeNAが競り勝ち、試合が雨天中止となった広島と入れ替わり、2位に浮上。三回に3番・佐野が逆転2ランを放ち、これが決勝点となった。チームは4連勝で勝率を5割に戻した。
主将のバットに勢いがついてきた。佐野が1点を追う三回2死一塁から、右翼席へ12号2ランをたたきこんだ。打った瞬間、本塁打を確信。打球を確認してから歩みを進め、悠然とダイヤモンドを一周した。
「直球をしっかり自分のスイングで捉えることができた。逆転することができ良かったデスターシャ!」
移動時間などでテレビゲーム「マリオカート」を楽しむ佐野、桑原、牧らは今季、同ゲームなどの配信で登録者数141マン人を誇る人気YouTubeチャンネル「サワヤンゲームズ」の決めポーズ「デスターシャ」を本塁打パフォーマンスに採用。本塁打コメントにまで入れるようになった「デスターシャ」もすっかり定着してきた。
7日のハマスタでの前回対戦で7回無失点、9奪三振の好投を許した中日・高橋宏に対し、1打席目からタイミングは合っていた。一回2死走者なし。2ボールからの3球目、153キロ直球を完璧に捉えて中前打を放った。
イメージはバッチリだった。0―1の三回2死一塁。投手のロメロを一塁に置く中で、初球の152キロを迷わずフルスイング。美しい放物線を描いて竜党で埋まる右翼席へ最高の結果となる2ラン。主将がDeNAを引っ張る。