DeNAが3連勝。桑原将志は2号ソロなど3安打3打点と気を吐いた(撮影・荒木孝雄) (セ・リーグ、DeNA10―2ヤクルト、14回戦、ヤクルト8勝6敗、17日、横浜)難関と思われたノルマも、達成への道筋が見えてきた。DeNA・三浦監督は交流戦終了後、球宴までの33試合を20勝13敗以上の成績で借金を完済する目標をぶち上げた。
「はっきり伝えていますよ。目の前の試合を勝っていくしかない。まずは借金を返す」
交流戦は9勝9敗の勝率5割。その時点で借金は6つ残っていた。この日の試合前時点で13勝9敗2分けと着実に借金を返済。その間、3位に浮上し、自力優勝の可能性も復活した。順位変動は何度かあったが、指揮官はその度に「借金を失くす、減らすというところに集中している」と意に介さず、目標だけを見据えた。
7月に入り状態を上げてきた4番・牧も三浦監督の思いに呼応。「残りの前半戦は勝って勝って勝ちまくるというチーム方針」と代弁し、チームを牽引(けんいん)している。
海の日を18日に控え、大きなうねりに乗ろうとしているDeNA。一回に2点先制されたが、その裏に桑原の2号ソロで1点をかえす。三回には打線がつながり佐野、宮崎、戸柱に適時打が飛び出し、一挙4得点で逆転に成功した。六回には桑原の2点二塁打、佐野の2点打など5安打を集め5得点のビッグイニングを作った。これで勝利を決定づけた。桑原は一発を含む3安打3打点を気を吐いた。
コロナ禍で手負いのヤクルトから15安打10得点。3連勝で3位を堅持し、40勝41敗2分でついに借金は「1」に。三浦監督が掲げたノルマにまた近づいた。(横山尚杜)