サインボールを手にする本田真凜とロッテ・佐々木朗希=東京・後楽(撮影・中井誠) サンケイスポーツ専属評論家の江本孟紀氏(74)が、ロッテ・佐々木朗希投手(20)に改めて脱帽。「また完全試合を達成した」。は? 前回登板では黒星を喫したはずでは?(構成・内井義隆)
--佐々木朗は3日の巨人戦で今季初黒星を喫しましたが…
「そのゲームはエモトも評論した。バントあり、盗塁あり、長打ありと、根性の入った巨人の野球にやられた。佐々木には勉強になった。むしろ収穫大だ-とね」
--はい
「その2日後だ。きのう(5日)のテレビ番組で、フィギュアスケーター、本田真凜との対談を見て、またまた佐々木に感心させられたよ」
--テレビ東京『みんなのスポーツ』ですね。本田真凜は今月のマンスリーMCです
「あれほど見事にしゃべれるとは。会話はもちろんのこと、相手をたたえる気遣い、マナー、物腰のやわらかさ、などなど。あの若さで、完璧なしゃべりだった」
--そうでしたか
「グラウンド外でも、ピッチング同様、できあがっている。トークでも、完全試合を達成していたぞ」
--そういう意味で
「振り返ると、われわれの時代は、だ」
--江本さんの若い頃は1960-70年代。法大から東映、南海、阪神在籍時ですね
「みな、ヤンチャ系か、アホっぽい…というか、野人系ばかりだった。隔世の感がある」
--(笑)
「7月に89歳になられる吉田義男さん(元阪神監督)と先日、ゴルフをご一緒した。バチッとティーショットを打つ姿に感心したところでもあったから、後期高齢者に入る俺としては、複雑な心境の今日この頃」
--20歳から89歳までと、いろいろ感じられているのですね
「まあ、それは余談として…。メジャーリーグでは、監督に指名されると面談で、しゃべれるかどうか、チェックされるという。監督たる者、発信力がないといけない。だから日本の、しゃべれない監督サンは、だ」
--結論ですね
「佐々木を見習いなさい!!」