ファンが見守る中、バーチャルで御堂筋パレードを行ったオリックス。来季こそ、リアルで実現させる 次はリアル御堂筋パレードをやる! オリックスが4日、京セラドームで「Bs Fan─Festa 2021 supported by CRTM」を開催。1万4884人のファンが集まった中、バーチャルで御堂筋パレードを実施し、25年ぶりとなるリーグ優勝の喜びを分かち合った。今年はコロナ禍で叶わなかったが、来季は連覇を成し遂げ、ホンモノの御堂筋を練り歩く。
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中嶋監督㊧と吉田正がオープンカーに乗って登場した(撮影・薩摩嘉克)レッドカーペットの上にオープンカーが登場する。中嶋監督、選手会長の吉田正が乗り、優勝旗、トロフィーを持ったナインが続く。センターのポジションに大型ビジョンを特設し、イチョウの葉が舞う映像を流す。〝沿道〟のファンはカメラを片手に、25年ぶりのリーグ優勝を実感した。
「来年は2連覇、日本一を目指してみんなで戦っていきたい。また来年、コロナが収まって、直接、皆さんの前で御堂筋パレードできたら最高だと思います」
吉田正が連覇を誓った。御堂筋は大阪のキタとミナミを結ぶ大動脈。そこで1959年に巨人を破った南海・鶴岡監督が涙を流し、2003年には18年ぶりのリーグ優勝を達成した阪神・星野監督が40万人に手を振った。関西の球団が頂点に立ったという証し。96年のオリックスは神戸に拠点を構えていたが、今は大阪で唯一の球団だ。コロナ禍でバーチャル形式になっただけに、より連覇への思いを強くした。
松井市長㊧、吉村知事が壇上であいさつ。2連覇を厳命した(撮影・薩摩嘉克)コロナ禍でも御堂筋パレードを実現しようと最後まで尽力し続けた吉村洋文大阪府知事、松井一郎大阪市長も参加した。
吉村知事は「オリックスは強いですよ。強いし、見ていて試合がおもしろい」と戦いぶりを絶賛。松井市長は「来年こそ、バーチャルではなくて御堂筋でパレードしてほしい。忘れ物が一つある。来年は日本一のチームとして御堂筋パレードをしてほしい」と、悲願の日本一にも期待した。東京五輪で日本代表として金メダル獲得に貢献した吉田正、山本は「感動大阪大賞」と「大阪市長特別表彰」を受賞した。
吉田正は「ファンあってのプロ野球だと強く感じている」と話した。オミクロン株の影響もあり、コロナ禍は今後、どうなるのかわからない。しかし、2年ぶりに有観客で実施したイベントが選手たちに、さらなる力を与えたことは確かだ。
来年こそ、リアル御堂筋パレードをする。ナニワのファンに感謝の思いを届ける。(西垣戸理大)