6回を終え、ガッツポーズのオリックス・吉田凌=東京ドーム(撮影・荒木孝雄)
投球するオリックス・富山=東京ドーム(撮影・今野顕)
投球するオリックス・平野=東京ドーム(撮影・今野顕)
投球するオリックス・山岡=東京ドーム(撮影・薩摩嘉克) ギャラリーページで見る(SMBC日本シリーズ2021、ヤクルト5-6オリックス、ヤクルト3勝2敗、25日、東京D)仕事を離れて楽しみたくなる名勝負の連続だ。ありがとうと言いたい。
いろいろな捉え方があるが、勝ってホームに戻るオリックスにとって、一番のプラス材料は、この試合で使える中継ぎ、使えない中継ぎがはっきりしたこと。六回のピンチをしのいだ吉田凌、七回をつないだ富山は素晴らしかった。守護神・平野佳が1試合経験できたのも大きい。
そして山岡。故障明けだが、十分に投げられていたし、回の頭から投げれば、残り試合で十分にセットアッパー的な働きはできる。
山本、宮城、奥川、高橋ら両チーム先発に目が行きがちだが、これだけ接戦が続くと、勝敗を分けるポイントは救援陣のデキ。やや不安定さを感じさせていたオリックスだが、ようやく見通しは立った。逆に救援勝負なら有利だったヤクルトは、この試合で完全に継投ミスをした。
オリックス投手陣に注文するなら、先頭打者への四球厳禁。特に救援陣の先頭打者への四球は致命傷になりかねない。逆転日本一への最低条件といっていい。(本紙専属評論家)