敗れて肩を落とす阪神・矢野監督=甲子園球場(撮影・甘利慈) (セ・リーグ、阪神0ー4中日、25回戦、阪神14勝9敗2分、26日、甲子園)阪神・矢野耀大監督(52)は1点を追う二回2死一、三塁で先発の青柳晃洋投手(27)に代打を送る〝奇策〟に出たものの、同点に追いつけず、五回に2点、八回にも失点し、完封負けを喫した。ヤクルトがDeNA戦(横浜)に勝利したため、16年ぶりのリーグ優勝を逃した。〝敗軍の将〟の一問一答は以下の通り。
ーー青柳に代打
「いやいやもう、勝つしかうちは、チャンスがほぼないんで」
ーー調子というよりは少ないチャンスを
「いや、チャンスがあるところで行かないと、条件的に厳しいので」
ーーファンへのあいさつでも話していたが、選手は苦しいときを乗り越えて粘ってきた
「チーム状態的にはね、良くなかったんで。特にバッター陣みんな調子が下がっていたし、スタメン組むのもちょっとどうかなという感じになっていたので。なかなか点が取れないというのが長かったのでね。そういうところで、うーん、まあ、ずるずる、いってもおかしくないようなところもあったと思うんだけど。まずピッチャーが頑張ってくれたのと、スタメンじゃないメンバーをスタメンでいったりした中でよくやってくれたし。チーム全体で乗り越えられたかなというところはこの10月の戦いではあったかなと思う」
ーーCSに向けては
「ちょっと今はまだそこまでの気持ちにはすぐになれないけど」
ーー143試合戦い抜いた思い
「すごい、できた部分もあるし。だから、状態が良くない中でも粘れてるとか、そういうのってタイガースのいいところというかさ、走りきるとかさ、チーム一丸でやるとか、俺はいつもそこを俺らの野球というか、タイガースの野球って言い方をするんだけど。諦めないとかさ。そういうのは、みんなも言葉に出して、ベンチでも言ってるし。実際、そういう試合っていうのは、今日は残念な試合になったけど、見せてくれたところもたくさんあったんで。そういう部分は、すごくチームの成長を感じるし」