(パ・リーグ、西武4×-3楽天、20回戦、楽天13勝5敗2分、23日、メットライフ)首位ロッテ、2位オリックスが敗れる中で、3位楽天も痛恨のサヨナラ負けでお付き合い。上位2チームとの差を縮めることはできなかった。
3-3の九回に登板した酒居が2死満塁から代打・柘植にサヨナラ打を浴び「次はしっかり抑えられるように頑張ります」と唇を噛んだ。
9回、サヨナラ打を許し、引き揚げる楽天・酒居(中央)=メットライフドーム「酒居も一生懸命にチームのために腕を振ってくれているので、敗戦の原因を一個人には持っていきたくない」
試合後、石井監督はそう話した。ただ、ペナントレースも佳境を迎えた中で守護神不在の影響は隠しきれない。5月9日にプロ野球史上最年少で通算150セーブを達成するなど、43試合に登板して24セーブ、防御率0・63と抜群の安定感を誇ってきた松井が、8月25日の練習中に右太ももを痛め、翌26日に出場選手登録を外れた。絶対的守護神の離脱後、同点の九回に登板した宋家豪は8月29日のロッテ戦、9月3日の西武戦で勝ち越しを許し、酒居も9月10日のロッテ戦に続いてこの日再びサヨナラ打を許した。
飛び石連休初日となったこの日は東京からの高速道路は渋滞。東京都内の自宅からマイカーでメットライフドームに向かった石井監督も大渋滞に巻き込まれ、「遠い‥。2時間以上かかった。(現役時代に)6年間通ったので、慣れっこなんですけどね」と苦笑い。指揮官としてロッテ、オリックスとの差を少しでも詰めて優勝争いを再び〝渋滞〟させたかったが、そうはならなかった。